新車のような中古車とディーラーの苦悩の話

“彼がディーラーとして働いているのですが、その彼から「結婚資金を使った」と頭を下げられました。もちろん頭が真っ白になりましたが…。よくよく話を聞いてみると、商談が終了したお客様が急に文句を言いだしたそうなのです。

フルモデルチェンジ前の車を購入した方だったそうで、彼はお客様にきちんと「フルモデルチェンジ前の車です」と説明をしたのに「聞いていない」の一点張り…。説明をしたから大幅に値引きもしたというのに、今になって「フルモデルチェンジした車に変えろ!」との苦情が出たとのことでした。

メーカーへ発注をかけてしまった後だったので、ディーラー側としては大慌て。結局、彼が自腹を切って苦情の車を購入し、お客様が望む新車を発注し直したそうで…。貯金のほとんどを使い果たしてしまったための謝罪でした。

「その新車はどうなるの?」と尋ねると「中古車センターで売られる」とのこと。会社名義の車となったため新車扱いにはならないので、中古車として売られるそうです。

「あなたと結婚したら、そうした中古車が増えるのかな?」と尋ねると、「そうならないように努力する」と明るい返事がもらえたのでよしとします。”

中古車オークションを信頼できるのか

“インターネットで中古車を探していたら、「中古車オークション」という文字が目に入った。今やネットオークションで車を購入する時代なのかと驚かされるのと同時に疑問も湧いてしまう。

名義変更は誰が行うのか、そして出展物への信頼性だ。中古車は見知らぬ他人が使用していたものだけに、どうしても安心を求めたくなるものだが、なかには修復歴を隠す悪徳業者も存在する。車の状態が見えないだけに相手を信頼するしかなく、結果、裏切られたとしたら自分を責めるしかない。

また名義変更は素人では手間だし、書類をひとつでも書き間違えると変更手続きの処理をしてもらえない。時間と費用の無駄になってしまうだけではなく、その間、購入した車に乗ることも難しくなる。事故を起こしたとき、これまた大変なことになるからだ。そういった手間を客任せにしているのであれば、これは由々しき問題である。

もちろん全ての中古車販売業者がそうではなく、誠実な対応で中古車を販売する会社もある。なかには大手販売会社が参入しているネットオークションもあるようなので、出展者から調べると信頼性も高まるのではないだろうか。”